監事研修学習交流会を開催しました。
8月23日(木)6回目となる監事研修学習交流会を、サンラポーむらくもにて開催しました。
昨年に引き続き日本生協連 法務部の岡坂氏を講師にお招きし会員生協の役員・監事、監事スタッフ19名が参加しました。
午前は学習講演「監事監査規則と監査報告書」、午後は参加者でグループにわかれ、意見交流会を実施しました。
【参加者感想抜粋】
〇監事会研修を受けるたびに専門性を考えて勉強しないとできないなぁと反省します。自分にこの役割が務まるのかなぁと思いつつ、組合員監事でないとできない事もあるのではないかと考えます。生協の業務の事、働く職員のの事、そして理事の役割、見えてくるものも多く、どんな位置で役割を果たせばよいのか考えたいと思います。いろいりな気づきなどは監事会でしっかり話し合い、疑問に思ったことはその時に解決していけたらと思います。
〇毎回、基本をおさらいして頂けると本当にありがたく思います。日々の活動の中でつい基本を確認せずという事もあり、初心に帰るという意味で大切なことだと思います。監事監査規則については、昨年度改訂したばかりだったので内容はよくわかりました。監査規則の効力が発生する時期については知らずにいました。改めて勉強になりました。
〇監事ひとりひとりも独任であることを意識していなかった。あらためて個人の意見が言える様、取り組むことが必要と感じました。理事会でのポイント・・・監査調書は参考になりそうです。経営判断原則もチェックリストを参考にしたいと思います。
〇基本に立ち返るチャンスになりました。ありがとうございました。監事になり11年9か月にもなりましたが、まだこれで良いのかと思いながらやっておりますが、やはり、今回の様に振り返りが必要だと改めて思いました。今回1番学習になったのは「監事会の付議事項」の処でした、またこの11年9か月の中でいろいろ環境整備してまいりました。研修の度に持ち帰り作ってまいりました。監事スタッフの協力が大きいことを痛感しています。
〇午前、午後共についていくのが精いっぱいで、わからないことも多かったですが、特に交流会を通して、どうすればもっとわかりやすくできるのか、という発想に至ることができました。大学生協の特性上、どうしても学生理事監事の入れ替わりが多く、大半が新米なので、よりわかりやすくする努力をするべきだと思いました。それに気付けたのが今日の1番の収穫です。ありがとうございました。
〇理事会や組織の内部統制監査の視点で考えると、妥当性監査が求められてきているという事は時代の流れだとおもいました。一方で、議決事項に対する意見・意思決定に加わるような発言をしないという点では距離感が難しい場面もあるのではないかと思いました。監事が意見を言ったことにより、理事の判断が変更となる場面は充分ありうるのではないかと思います。監査報告については、各監事が基本的に作成するとのこと、異なる意見は充分あり得るとおもうので 、監事会として意見をまとめる必要がないことを再確認しました。逆に言えば、それほど各監事の責任、発言に対する責任の大きさを感じました。
〇原則についてお話を聴くことができて充実した時間になりました。監事監査規則を確認してもらい、必要な改定があれば決めてもらうようにします。施行日が幹事会で決めた日だという認識がありませんでした。
〇よくまとめられていて、とてもわかりやすい講演(パワーポイント)でした。監事監査の基本について再認識できました。「よくある質問から」理事会でどこまで発言したらいいのか?とか用語解説「適法監査と妥当性監査」は考え方として具体的な説明で分かり易くて勉強になりました。私は監事会事務局ですが、事務局としてモチベーションをあげていける(今後の活動のヒントになる)研修学習交流会となりました。ありがとうございます。