様子2019年1月12日(土)松江くにびきメッセにて「憲法を学ぼう!学習会~今だから一緒に考えてみませんか?~」を開催し、22名が参加しました。 

 “憲法とはどういうもの?〟〝私たちとの暮らしにどのように関わっているの?〟‟国民投票ってどうするの?”など、講師の日本生活協同組合連合会 組合員活動部の中村様より分かりやすく幅広くお話していただきました。歴史的経過もふまえた〝日本国憲法の成り立ち”や”立憲主義””国民投票での過半数の考え方”や意見広告の方法などについて講演で学び、ワークショップで「印象に残ったこと」「誰に何を伝えたいか」各グループで話し合いました。一人ひとりが、納得して意志表明することの大切さとともに、現在と将来の自分たちのくらしを考える機会となりました。

中村講師(左 中村講師)

【参加者の声より】 

「大変わかりやすく説明していただきました。また、わかりやすい資料を作成していただいたので、コレをもとに憲法を考えてみたいと思います。」

「義務と権利の明確な区分けを意識していないことを知らされた冒頭が忘れられません。そうした認識ですので未消化部分が多く難しすぎました。が、今後わずかでも関心が深まればよいと伺った目的は達しました。そう、ちんぷんかんぷんだった・・・が本当です。連休も重なり参加者数が少なかったですね。関心の薄さの表れかもしれません。予想はしていましたが、残念です。」

「知らないことが多いなと感じました。国民投票の方法、結果の確定方法などよくわかりました。」

「選挙区投票率や日本国憲法の関心の薄さを考えると、改憲の動きがすすみそうでこわいですね。ただ世論は誘導が可能です。どうせ悪くなるのだろうと世相をみるにつけ心配が募って来ています。」

【講演で印象に残ったこと抜粋】

「集団的自衛権を行使して、日本がA国に攻撃した場合、A国は個別的自衛権で日本に反撃できる。」

「知識や自分の考えをもたないと「情報操作」とか「マスメディア利用」とか政治の中で上手く使われている(使われそうな)気がした。」

【今回の学習会で何を・誰に伝えたいか抜粋】

「国の意思決定に関し、例えば国政選挙。国民が参加することの重要性を周辺の方に伝えたい。(参加して意思を表明しないとなにも変わらない。)」

「今の憲法の問題点を友人・知人に伝えたい。」

「憲法の果たしている役割と現状(賛否両方の立場)を家族に伝えたい。」

「若い人に、今の憲法は「押しつけだ」などと言われるが、日本人の意見もしっかり聞き、了解も得て作られたもの。私はかっての戦争で悲惨な死を遂げた人たちの想いがこめられていると思う。」